夢日記と最近の事
コンクリート打ちっ放しのライブハウスほどの広さの場所に居る。中には数名の男女がいて、ダラダラ過ごしてる。その中を見ると中学時代片思いしてた人を見つける。声をかけると向こうが気付く。
相変わらず凛としてて、でもどこか儚げな雰囲気は変わらない。
何を話したかは覚えてないけど、気付いたら2人でソファに座って手を繋いでた。
誰かが「まるで恋人みたいね」と言ってくる。
嬉しい。
いつのまにか彼女はいなくなってる。必死で探す。
建物の外に行くとどうやらここは二階だったらしい。階段が見える。近くの踊り場に小学校低学年くらいの子供がいたから「彼女はどこ?」と聞く。
「買い物に出かけたよ。ほら、もう戻ってきた。」
彼女は黒いコートを着て階段を登ってきた。
待ちきれなくて階段を駆け下りて抱きつく。
彼女もゆっくり抱き返す。
「あぁ、もう離れないでほしいな」
ここで目が醒める。
時間は8時くらい。
会社で嫌なことが立て続けに起こるし、プライベートもそんなに変化が無い。
医者に相談したけど、多分昔の恋人の話もしたと思う。
「俺の母親になってくれるかも知れない女なんだ」
当時好きだった仮面ライダー555の登場人物のセリフ。レンタルしてちゃんと聞いたのは去年の春かな。
その時思ったのは「あぁ、自分も母親になってくれる人を探してるのかも知れない。無償の愛をくれる人が欲しいんだ」と思った。
昔の恋人とか片思いの相手を今でも思うのは、「思い出」だから。
「思い出」なら幸せな時間をループできる。
「思い出」なら都合がいいから。
多分今でも好きな中学の片思い相手とか元カノは「思い出」だから。
記憶の中の彼女達を都合のいいように弄ぶ。
それを考えると彼女を作る必要性が分からなくなった。
「そもそも貴方は求め合う関係を求めてるのよ」
元カノに言われた言葉が痛い。
多分今は彼女よりも友達とか親友が欲しい。